PAPER C013は「ツル」×「白」に分類されます。

表裏にソフトエンボスという特殊加工が施してあり、見た目にはわかりませんが表面を撫でるとほのかなラフ感が感じられます。それは紙の表面が荒れたようなラフ感ではない、やはり極小の凹凸が紙面を埋め尽くしているような、とても繊細で柔らかなラフ感です。

しっかりとした厚みがあり、コシが強く、扇ぐとパリパリと高い音が響きます。

白色度は強く、まじめでフォーマルな印象。万年筆の太字でもにじみはほんとうにごくわずか。ほとんど気になりませんし、中字や細字だと皆無に見えるほどです。

インクの吸い込みは早くも遅くもないレベル。そして、裏抜けはさせずにしっかりと中でインクを止めてもくれています。太字でもこのように。

ボールペン、水性ペン、万年筆のいずれでも気持ちよく書ける万能タイプの紙です。お好みでお試しください。